天使。
なんかいいなって思う。
翼が生えてて、遠くで近くで温かく微笑んでいる。
宗教的な文脈から離れると、
見守ってくれている存在、というイメージ。
別に天使に見守ってほしいとか思ってるわけじゃなく、
というかそんな成人男性ちょっと嫌でしょう。
そんな風に可愛らしく想像を膨らませることはないけど、
けどあの優しい感じがいいなと思う。
僕にとっては安らぎの象徴の1つかもしれない。
・Angel of the morning / Chip Taylor
「FRIENDS」というアメリカのドラマのワンシーンに出てきて知った曲。
たくさんの歌手がカバーしているけど、
好きなのはThe Pretendersのバージョン。
サビでたたみかける感情の波と、その後の悟りにも似た静けさ。
女性の女性的な魅力が詰まってる。
・I'm your angel / R. Kelly & Celine Dion,
デュエットの名曲。
まさに天使がそばで優しく寄り添うような曲。
メロディー、2人の歌唱力、歌詞の温かさ。とても完成度が高い。
折にふれて再生している。
・Angel / Sarah McLachlan
TVで流れてきて一瞬で好きになった人、サラ・マクラクラン。
テイラー・スウィフトを初めて聴いた時も同じ衝撃だった。
彼女の代表的な曲であり、文句なしの名曲。
実はこの曲の背景には、ミュージシャンによる薬物使用のニュースがある。
それを踏まえて聴くと、また違った印象が。
小さな子供のことをまるで天使のようだと言うことがある。
無条件に愛おしい笑顔。彼らは「愛され物質」をそこら中に拡散している。
赤ん坊は面白いからではなく、愛されるために本能的に笑うと聞いた。
なんという天然策士。
そんな彼らの笑顔に導かれて、見つめる眼差しは自然と温かなものになる。
その表情もまた見守る天使のようだ。
そうか。天使は平和の中にある母子の象徴だったんだ。
ベルリンの中心で独り、ささやかでおおきな発見。